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小説の墓場

魔法少女HELLSINGなのはACD 第一話「それは突然な出会いなの」

1ー1それは突然な出会いなの

 

なのはA'sとHELLSINGアーカードとのクロスオーバーです。ここでのアーカードは幾分か戦闘狂というよりかは紳士です。

 

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時刻は深夜。海鳴市は満点の夜空が輝いていた。

 

 

結界が張られたビル街で二人の少女が戦闘をしている。その戦闘は、赤い髪の子の必殺技により白い服の子を撃墜する直前までのダメージを与えた。

 

白い子は、ビルに激突し、瀕死状態だった。しかし彼女はそこに既に誰かが居たことに気づいた。

 

白い子「誰!?」

赤い男「ん?そのような瀕死状態になっても私を気にするのだな。私はアーカードだ。闇夜を好む酔狂な男さ」

白い子「ここは危険。逃げて・・・」

ACD「身に起こっている最期よりも私の心配か?この満月。ここに来て出会えたのは運命だな。仮に生きたいのならば協力することができるが?」

白い子「え?生きたい・・・こんなことで終わるのは嫌・・・」

ACD「了解した。まだ幼い少女ならば問題あるまい。その言葉、了承した」

 

アーカードは、白い子の首筋に鋭い歯を突き立てた。

 

白い子「え!?」

 

当然の反応だった。アーカードは吸血鬼であったのだ。それを知らぬ白い子は、ドラキュリーナになったのだ。それを自覚するにはまだ幼すぎた。

 

ACD「これで君は死に、闇夜を徘徊する怪物となった。そうだ。君の名をまだ聞いていなかったな?」

白い子「私は・・・高町なのは・・・?」

ACD「なのはよ、これからは私がマスターで君は私に従うことになる。一度吸血鬼になった者は、死んでも元に戻ることはできない」

なのは「え・・・そんなぁ・・・」

ACD「なのはは選んだのだ。瀕死の状態を克服するために新たな生を受けると言うことに。さて、君の命をねらう輩がこっちにくるぞ」

 

そのビルに赤い子が突撃してきた。

 

赤い子「なに!?仲間が居たのかよ!」

ACD「さっそく実践だ。なのは、頭にもう一つ目があるようにイメージするんだ。そうすれば我々と同じ力を発揮できるようになる」

なのは「こ・・・こうかな」

 

するとなのはの目は紅の色のように赤くなった。そうすると、今まで半壊状態であったレイジングハートが紅の色に染まり、自己修復していった。

 

赤い子「なっなんだと!瀕死の状態にしたのに再生していくだと!」

なのは「あぁぁぁぁぁ!!!スカーレットハート!ソードモード」

SCT「かしこまりました」

 

レイジングハートは呼び名を変え、紅の杖、スカーレットハートに形態を変化した。そして近接モード、ソードモードになり、紅色の宝玉の本体を囲むように両刃の長剣になった。既存の剣の形としてはハルバードのような形状である。それは朱色の輝きを放っている。

 

なのは「やぁぁぁ!!」

 

なのはは、大きく長剣を振りかざし、赤い子のハンマーを受けた。

 

赤い子<くぅ!さっきよりもハンパなく強くなっているだと?やばいぜ>

 

そこに、緑の転送魔法陣が輝いた。

 

ユーノ「大丈夫?なのは」

フェイト「ごめん、遅くなって」

なのは「ユーノ君、フェイトちゃん!」

赤い子「くそ!多勢に無勢だ。ここは逃げるしかないな!」

フェイト「逃がさない!」

赤い子「ラケーテンハンマー、カートリッジロード!おぉっりゃあぁぁ!」

 

赤い子は、必殺武器を逃げのために使用した。フェイトの速度でも追いつけなかった。そして結界が同時期に崩壊した。

 

ACD「八八ハ。この世界は実に面白い」

フェイト「あなたが、なのはを助けてくれたのですね?」

ACD「まあ結果的には助けたことになるな」

フェイト「結果的にはとは?」

なのは「それはね、こういうことだよ」

 

なのはは、鋭い犬歯を見せた。

ユーノ「えっ!?その鋭い歯はもしかして、吸血鬼!?しかもレイジングハートも色が紅の色だ」

フェイト「事情を詳しく教えていただけますか?」

ACD「ああ。良いだろう」

 

アーカードは経緯を説明した。

 

フェイト「すると、なのははもう元には戻らないということですか?」

ACD「そうだ。瀕死の彼女にできることはそれぐらいだったのでな。生憎、この世界に来たのもついさっきであったから、どのような法則によりこの世界が成り立っていたということを把握していなかったからだ」

フェイト「そうですか。でも命の恩人であることは変わりませんね。なのは、人間をやめることになっても、私はなのはの友達だよ」

なのは「フェイトちゃん、ありがとう!(泣)」

ユーノ「詳しい話を、時空管理局で説明させてもらえませんか?無限書庫での調査も必要ですし」

ACD「細かいことは君らにまかせよう。私としては酔狂に旅をすることができればそれでいい」

 

なのはとユーノ、フェイトとアーカードは転送魔法によって時空管理局に移動していった。

 

>>第二話

 

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作っちゃいましたね。さすがに、戦闘狂なアーカード状態で介入させてしまうと、誰も追いつけないので、紳士っぽく補正をかけさせていただきました。まあ序盤の内は慎重に。