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小説の墓場

魔法少女HELLSINGなのはACD 第二話「吸血鬼始めました」

魔法少女HELLSINGなのはACD 第二話「吸血鬼始めました」

 

前回より、瀕死の状態から吸血鬼になってしまったなのは。その運命を受け入れるには幼すぎたが、しかしなのははくじけなかった。それは友との約束を果たすため、立ち止まってはいけなかったのだ。

 

*******

 

 

場所は時空管理局本部。アーカード達は、無限書庫に来ていた。ユーノの考えで何か調べることがあるとかだろう。

 

フェイト「ユーノ、リンディ提督に相談したほうが良いんじゃないのかな?」

ユーノ「いや、まず手調べをしてから報告したほうがいいよ。人間やめましたなんて言ったら、どうなるかわからないから」

なのは「そうだよね」

ACD「確かに。そのほうが得策だ」

ユーノ「なのは、以前と変わったことはないかな?」

なのは「そうだね。血液しか食べられなくなったこととくらいかな。あと感覚器官が敏感になったことくらいかな。あと、日光に当たるのが辛いことくらい」

ユーノ「典型的な吸血鬼種族の特性だね」

 

フェイト「じゃあ、もうその他に何かわからないの?」

ユーノ「弱点については様々な文献があるんだけど、極端な話ばっかりだから、参考になるものはないね。アーカードさん、今言ったこと以外で、何かつけたすことがありますか?」

ACD「そうだな。吸血行為をすると、対象の命を吸収することができるくらいなものだな」

ユーノ「その場合、グールになる可能性は、あるのでしょうか?」

ACD「ああ、特性が対象にあるかどうかで、グールになる可能性はあるだろうな」

ユーノ「そうですか。ありがとうございます」

 

ユーノは考えこんだが、もう対処できないとして本を閉じた。

 

ユーノ「フェイト、リンディ提督に報告しよう」

フェイト「うん。了解したよ」

なのは「あーお腹空いたな。救護室に行って輸血パックをもらいに行こうかな?」

ユーノ「なのは、リンディ提督に報告し終わったら飲めるから、しばらく我慢して」

なのは「はーい。我慢しておくよ」

ACD「私も飲みたいが、我慢しておこう」

 

ユーノとフェイトは、レティ提督に趣旨を説明しに行った。

 

コンコン・・・・・・

 

リンディ「はい、どうぞ」

 

ユーノとフェイトが入室した。

 

ユーノ「リンディ提督、ちょっと相談したいことがあります」

リンディ「あら、珍しいわね。あなたが相談とは」

フェイト「リンディ提督、実は、なのはが吸血鬼になってしまいました」

リンディ「えぇ!?吸血鬼に??どういうこと!?」

ユーノ「実は、地球にて突然現れた魔導師になのはが瀕死寸前までに、追い込まれたとき、ちょうどその場にいた吸血鬼の方に、ドラキュリーナになることで命を助けてくれたのです。そして私たちが現れ、敵を避けたのです」

リンディ「そう・・・それで、その命の恩人である、吸血鬼の方は今どこにいらっしゃるの?」

 

そうしたら、ドアが開いた。

 

ACD「私がその吸血鬼さ。アーカードと言うものだ」

リンディ「アーカードさん。なのはさんは、完全な吸血鬼になってしまったのですか?」

ACD「あぁ。夜を生きる化け物となってしまったよ。しかし、これは彼女が生きるために求めた結果そうなったわけだから、彼女を責めることはしないでくれ」

リンディ「大丈夫ですよ。別に責めることは致しません。しかし、地球側の協力者として活動していたので、ご家族や友達にどう説明したらいいか困っているのです」

ACD「確かに、困るな。後天的な病気で日光に弱くなったとでも言ったらどうだ?また、食事は、血液しか飲めないので、ここで調合した食べ物以外は食べられないということにしたらいい」

 

リンディ「適切なアドバイスありがとうございます。そうなると、アーカードさん、あなたのことも調べさせてもらえますか?ちょっと簡単に調べたのですが、吸血鬼の種族の方は初めてなので、データが無いのですよ」

ACD「私は何をされても構わん。そのかわりとしては、血液の提供と、私専用の武器の提供を求める」

リンディ「それだけでよろしいのですか?・・・もっと要求されると思っていましたが」

ACD「いや、安全が確保されるのならそれで十分さ」

リンディ「そうなると、緊急事態に局部員として出向されますが、それで構いませんか?」

ACD「ああ、戦闘慣れしているのでな、戦地におもむくことは構わない」

 

リンディ「それでは、クロノ執務官に任せることにしましょう」

 

クロノが入室してきた。

 

クロノ「はい。わかりました。なのは、アーカードさん、ご同行をお願いします」

ACD「了解した」

 

提督の部屋を後にした。調査室に向かっている。

 

なのは「私も調べるの?」

クロノ「君は、吸血鬼になってしまったのだろう?ならまた調べるしか無いじゃないか」

なのは「ああ、そうか。そうだよね」

クロノ「なのは、なんか吸血鬼になってから、鈍くなっていないか?」

なのは「鈍くなっていないよー!」

フェイト「確かになんか変わったよね」

なのは「フェイトちゃんまで、そんな・・・」

ACD「生まれ変わったのだからしょうがいないことだ」

なのは「マスターまで・・・」

 

クロノ「なにもかも全部、調べればわかることさ」

なのは「そうだよね!」

 

なのは達は調査室前に来た。

 

クロノ「なのは、ACDさん、部屋へどうぞ。フェイトは部屋の前でまっていてくれ」

フェイト「うん」

クロノ「マリー。スカーレットハートの分析を頼む」

マリー「はい。了解したわ」

 

クロノ「まずなのは、そこの調査座席に座ってくれ」

なのは「はい」

クロノ「シュミレーションによる簡易な能力調査だが、だいたいの能力判定は行えるものだ」

 

能力判定中。すると判定結果がでた。それにクロノは唖然としている・・・

 

クロノ「なんだ・・・?測定の故障なのか・・・?」

なのは「クロノくん、どうしたの?判定結果は?」

クロノ「SSS+・・・なんだこれは・・・・・・」

なのは「え・・・・・・?SSS+?」

クロノ「なのは、これはもう異常だ。君は本当に化け物になってしまったようだ・・・」

なのは「そんな・・・」

ACD「仕方あるまい?なのは、もう後に戻れないことだ」

 

なのは「ハハハ・・・もうどうにでもなれってことかな?」

クロノ「・・・この測定結果はおおよその判定結果だ。もしかしたらSSかもしれない」

なのは「でもさっき、言ったよね?だいたいの能力判定はできるって」

クロノ「ああ」

なのは「ならもういいよ。もう私は化け物なんだから、小賢しい仕組みはどうでもいいんだよ」

クロノ「・・・そうか。なのは、君は運命を受け入れるんだね」

なのは「もういいの。わかってたの最初っから」

 

ACD「次は私の番だな。さて、そのシュミレーションが効果となる結果となるか、見物だな」

クロノ「では、はじめます・・・え?・・・なんだと・・・測定不能?」

なのは「私のマスターなんだから、そうでないと困るよ」

ACD「早かったな。測定不能とは、予知していた結果だ」

クロノ「まさしく化け物だな・・・あ、そうだ。マリー。デバイスの結果はどうだい?」

 

マリー「このデバイスは何なのかしら?ミットチルダ式でもないし、ベルか式でもない、特殊な魔法体系が組み込まれているわ」

クロノ「・・・もう何もおどろかないぞ。この体系は、何なんですか?アーカードさん」

ACD「クロムウェル、拘束術式だ。普段は本来の能力を封印していてな、緊急時にはそれを解放するようになっている」

クロノ「そんな力が?あるのですか・・・?」

ACD「しかしなのはは、まだ真の力に目覚めていない。吸血をしていないから、まだクロムウェルは発動できない」

クロノ「しかし、それを発動しないまでも、この能力は桁違いですよ」

ACD「確かにそうだな」

 

なのは達は外にでた。

 

クロノ「では、この結果を提督に報告します。その結果次第で今後を決めましょう。その後、アーカードさんのデバイスを作成します。そうそう、血液パックを準備しておきましたので、救護室に向かってください」

 

フェイト「なのは、またね」

なのは「うん、フェイトちゃん」

 

なのは、アーカードはいったん救護室に向かい、血液パックをもらい行った。そして血液パックを手に入れた。

 

なのは「本当にこれを飲むのですか?」

ACD「どうした?さっきの威勢はどうしたのだ。自身の運命を受け入れたのだろう?ならば飲むことだな。そうしなければ、力を発揮することはできないぞ」

なのは「・・・チュー・・・おいしい・・・」

ACD「そうだ。もう後には戻ることはできない」

 

そうして血液を摂取したなのはとアーカードは、リンディ提督の部屋に向かった。

 

すでにクロノ執務官は先に来ており、能力の件で事情を説明していた。

 

リンディ「アーカードさん、なのはさん、能力判定お疲れさまでした」

ACD「ああ、いい結果だったぞ。満足している」

リンディ「それでですが、一応は、なのはさんと同じく民間協力者ということでよろしいでしょうか?」

ACD「ああ。つまりは、異常な存在を局内に滞在できないということだな?」

リンディ「・・・ええ、そうです。しかし、デバイスの提供はさせていただきますので、形の要望はありますでしょうか?」

ACD「そうだな。ここでは魔力ダメージの非殺傷設定が標準と聞く。ならば、拳銃の形をしたデバイスにしてくれ。モデルは、このカスールとジャッカルの拳銃だ」

 

リンディ「すごい拳銃ですね」

ACD「ああ、私がここにくる前は、化け物の殺し屋をしていたからな、こういう武器でなければ、効率が悪かったのだよ」

リンディ「・・・そうですか。それではデバイス担当に伝えておきます」

クロノ「では、地球へと転送します、アーカードさんはどちらに行かれますか?」

ACD「こちらにいても何も変わらないだろう。地球に行く。家族にはどう説明するのだ?」

リンディ「その件ですが、保留にさせてもらえますか」

ACD「ほう。何か策があるのだな。聞こう」

リンディ「日光を遮ることができればいいのなら、このデバイスを身につけるようにしてもらえたらと思います」

 

なのは「小さい。指輪みたいなデザインだね」

クロノ「それは、常時、日光くらいの光線から肌を守るように、防御結界を貼ってくれるものなんだ。そして、食事の際に血液以外の食べ物を消滅させる機能があるんだ」

なのは「それなら、大丈夫だね」

リンディ「そう。まずはこれを常に付けていただくことですね。目立たないように、装備しているときは透過しますので、友達に見られないように出来ていますよ」

なのは「それはありがたいです」

リンディ「アーカードさんの分もありまうが、必要ですか?」

ACD「そうだな、もらっていこう」

 

リンディは、ACDとなのはに防御結界デバイスを渡した。

 

リンディ「それでは、なのはさんアーカードさん、また」

フェイト「なのは、またね」

なのは「うん」

ACD「ではな」

 

なのはとACDは、クロノの導きにより、転送空間に移動した。そして地球の海鳴の海岸沿いに転送した。

 

クロノ「では、また何かあったら携帯に連絡するよ」

なのは「うん。了解したよ」

クロノ「では」

 

クロノは管理局に戻っていった。場所は戻り、管理局。

 

リンディ「はー。疲れたわね。フェイトさんは大丈夫?」

フェイト「私も疲れました。アーカードさんの発する気がとても強くて」

リンディ「そうよね」

クロノ「ただいま戻りました。はぁー疲れましたね」

リンディ「まぁ。みんな同じね」

 

そして、海鳴の町に戻る。

 

なのは「はーこれから大変になるのかな」

ACD「そうだな。少しは気を引き締めなければならないだろう」

 

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第二話できましたね。なんかgdgd感がありますが、アーカードのオーラに皆、なのは以外、圧倒されているのですよ。しょうがないです。化け物ですから。生きるロストロギアみたいなものです。ロストロギアは、無機物ですがね。

 

第三話は今のところ、書く予定はないですね。ここまで濃密な空間描写はきついものがありますので。でも、かけるようになったら、書いていきますね。

 

ではまた。