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小説の墓場

魔法少女HELLSINGなのはACD 第三話「吸血鬼の同志(1)」

第三話「吸血鬼の同志(1)」

 

さて、どうしましょう???本当は、一発ネタとして作成したのですが、続いてしまいましたね。

 

では、三話ですが、前回アーカードにドラキュリーナにされたなのは。まずは日常のストーリーを始めていきますが、非日常になるのは運命線で結ばれていますから・・・・・・

 

とらハの設定もちょっとだけ含んでいますので、なのは×とらハ×HELLSING×ETCの四重クロスオーバーになります。ベースはなのはです。

 

********

 

 

一時的にアーカードと分かれたなのはは、自宅に戻った。

恭也「お帰り、なのは。今日は少し遅かったな・・・何かあったのか?」

なのは「・・・・・・い、いや、ちょっと寄り道してただけだよ」

恭也「・・・ん?・・・・・・・・・・・・そうか。みんなが心配するからあまり寄り道はするなよ」

なのは「うん、ごめんなさい」

恭也「さ、食事を始めているから、はやく食べよう」

 

そしてなのはは、家族と共に食事を始めた。しかし、心配なのは、指輪の機能が働いているのかという事と、吸血鬼になってしまった自分のことをどう誤魔化せばいいのか、ということである。

 

美由希「そういえば、お父さん、最近人気の吸血鬼の映画知ってる?」

なのは「ギクゥ!!・・・ケホケホ」

士郎「どうした?なのは、魚の骨が喉に刺さったか?」

なのは「だ、大丈夫だよ。別に何ともないから・・・」

恭也「・・・・・・」

美由希「で、さあ、その中に登場する吸血鬼は小太刀で戦うんだよね。なんか感情移入しちゃって、面白かったよ」

士郎「ほう。それはいい映画だね」

 

恭也「その映画は、映画館でやっているのか?」

美由希「いや、もうレンタルショップで借りれるんだよね」

恭也「なら、今度の日曜の夜にみんなで見るなんてどうだろう?」

士郎「そうだな。ママはどう思う?」

桃子「そうね。良いんじゃないの?ちょうど日曜日の夜はデザートの仕込みが簡単に終わるから、夜は余裕があるし」

士郎「それなら、そうだな。みんなの予定が合うのなら、見ようじゃないか」

 

みんな「大丈夫(大丈夫じゃないかも)」

士郎「?なのはは、予定があるのか?」

なのは「うん、すずかちゃんとアニメを見る約束をしているから」

士郎「そうか。では四人で見るとするかい?」

三人「そうだね」

 

そして食事が終わり、リビングで紅茶を飲んでいたときだった。

 

恭也「そういえば、お父さん」

士郎「なんだい、恭也」

恭也「忍と日曜日の日中は、月村邸で約束があるから、不在になるよ」

士郎「そうか。夕食前には帰ってくるんだよな?」

恭也「うん。もちろん夕食前には帰るよ」

士郎「そうならいい。なのはは、夕食は食べてくるのか?」

なのは「うん、すずかちゃんと食べてくるよ」

 

士郎「そうか。それならいい」

 

そしてなのはは、自室に入った。そしてリビングでは、恭也が父・士郎にさきほどの事で相談をしていた。

 

恭也「お父さん、これは憶測でしかないんだけど、聞いてくれるかな?」

士郎「ああ、何でも言ってごらん」

恭也「なのはの犬歯が異様に鋭かったんだよ。それだけじゃない。食べ物を飲み込むときの動作が一切なかった。さらに、いつも家族で映画を見るときに一番喜ぶなのはが、今回の映画だけ予定があって見れないときた。しかもそれが吸血鬼の映画だった」

士郎「たしかに私もなのはが食べ物を飲み込んでいないことは、気にしていたよ。しかしまだ確かな証拠が足りないんじゃないのかい?」

恭也「うん、それはわかってる。吸血行動か、血の配合率が高いものを食べていないということはね」

 

士郎「では試してみよう」

恭也「なにか策があるんだね」

士郎「ちょっとお母さんに協力してもらってね」

 

すると、キッチン奥でデザートの仕込みをしていた桃子に士郎が歩み寄った。

 

士郎「桃子さん、今日の夜食なんだけど、レバニラにしてもらえないかな」

桃子「はい。だけど、どうしてですか?レバーはなのはが苦手な食べ物じゃないですか?」

士郎「いや、なに、成長期にあるなのはには、レバーの重要性を説いてみたくてね、レバニラが適役かと思ったんだよ」

桃子「それなら、いいかもしれないですね」

士郎「よろしく頼むよ」

桃子「はーい」

 

そうお母さんに協力を求めた父は、笑みをこぼしながら、リビングに帰ってきた。

 

恭也「どうだった?お父さん」

士郎「策は成功したよ。今日の夜食はレバニラに決定したぞ」

恭也「ニラも嫌いだったね。なのはは」

士郎「そうさ。もしなのはがレバニラを何気なく食べてしまったら、恭也の言うとおりになっているかも知れない、証拠を掴むことが出来るからね」

恭也「そうだね。夜食時が楽しみだ」

 

そうして夜8時になった。夕方6時に夕食を食べてから、小腹がすき始めた頃だ。

 

恭也はなのはの部屋の前に来た。

 

コンコン・・・・・・

 

恭也「なのは、居るかい?夜食ができたから食べるかい?」

なのは「うん、食べに行くよ」

恭也「じゃあ、下で待っているぞ」

 

恭也は一階に降りていった。

 

なのは「なんだろ。何か嫌な予感がする・・・・・・スカーレットハート、大丈夫だよね?」

SCT「なるようになりますよ」

なのは「そんな、投げやりに・・・でも切り抜けなきゃ、これからのこともあるし・・・」

SCT「そうです、その調子です」

 

そうして、なのはは自室を出て、一階に降りてきた。

 

恭也「ささ、なのは。お母さん特製のレバニラだぞ?たくさんあるから食べてみような?」

なのは「うっ!・・・<でも、レバーなら血がたくさんあるから大丈夫かな>特製なら食べてみようかな」

 

すると、嫌いな食べ物にも関わらず、なのははレバニラを美味しそうに食べ始めた。

 

士郎「!!!」

恭也「<しめた!>・・・・・・なのは、レバニラは嫌いだったんじゃないか?」

なのは「!・・・・・・レ、レバニラは健康に良いって友達が言っていたから、食べることにしたんだよ」

恭也「そ、そうか<手強いな。なのは。証拠にはならなさそうだ>」

士郎「なら、すごいじゃないか。なのは。良い子だな。嫌いな食べ物を食べれるようになったのなら、その友達との信頼が深い証拠だ」

 

恭也「ところで、誰なんだ?その友達は」

なのは「すずかちゃんだよ。運動が得意なすずかちゃんだから、説得力があったから・・・・・・」

恭也「そうか。確かに説得力があるな<ふむ。別の疑いが増えてしまったな。忍に頼むとするか>そういえば、なのは、日曜日の日中は予定は空いていないか?」

なのは「空いているよ?何かあるの?」

恭也「忍の頼りで月村邸で用があるんだけど、一緒に来ないかなって思ってな。ちょうど、夜に予定が入っているのなら、日中からすずかちゃんと遊んだら良いんじゃないかって思ったんだ」

 

なのは「そうだね、いいアイデアだね、お兄ちゃん!」

恭也「お、おう。<なんか妙にのりがいいな。もしかしたら・・・・・・>」

桃子「さぁ、もう寝る時間よ。残ったレバニラは朝食にでも食べましょ」

士郎「そうだな。ではみんな、おやすみ」

 

そうして、なのはは自室にもどり、寝る直前の時間になった。

 

なのは「もしかして、私、疑われているの?SCT?」

SCT「もしかではなくて、そうです。疑われていますよ。吸血鬼かと」

なのは「えっー!じゃあどうすれば・・・」

SCT「なら、マスターに相談してみてはいかがでしょうか?」

なのは「え!?」

SCT「困ったときに頼るのがマスターですよ。念話でなら海鳴町一帯にいれば通じますよ」

 

なのは<マスター?聞こえていますか?>

ACD<どうしたんだ?なのは>

なのは<実は、家族に吸血鬼だと疑われているんです>

ACD<ほう。そいうことなら、家族か、身内、友達に吸血鬼がらみな存在がいるということだな?>

なのは<え!?あ、そうか。そうですよね。吸血鬼を知っていなきゃ、疑わないですよね>

 

ACD<そうだ。日曜日の夜にどこかに行くか?>

なのは<はい、月村邸に行きます。日中からですが>

ACD<ほう。月村邸か。私の独自の調査では、月村一族は、我々と同じ種族だそうだ>

なのは<え!??じゃあ、すずかちゃんもそうなのですか?>

ACD<いや、月村忍が吸血鬼としての性質を強く継承している。しかしすずかは、身体能力の強さは継承しているが、好んで吸血行為はなさそうだ>

 

なのは<ということは、マスターも来るのですか?>

ACD<その通りだ。吸血鬼の仲間が増えるのならば、良いことだ。挨拶をしなくてはならないだろう?>

なのは<そうですよね>

ACD<では、おやすみだ。なのは>

なのは<お休みです。マスター>

 

なのは「はぁーどうなっちゃうんだろう」

SCT「なるようになりますよ。マイマスター」

なのは「そうだよね。おやすみ。スカーレットハート」

SCT「よき夢を」

 

 

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やっときましたね。第三話。ここまで来るとフラグが効いてくるので、第四話以降に行きやすくなります。A'sを題材にしているので、ヴォルケンリッター八神はやての登場シーンは、もうちょっと先です。

 

先にヴィータが登場しましたが、次回の登場シーンはまだですね。この「吸血鬼の同志」が終わったら進むように予定しています。厳密にはACDのデバイスが完成してからです。

 

ではまた。