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小説の墓場

魔術師まどか☆メイガス 第1話「私の大切な友達」

Fateシリーズとまどマギのクロスオーバー。設定などは独自設定項目に説明しています。まどマギは、テレビシリーズを原作としています。劇場版の新話の設定は、ほむらだけ適応しておきます。彼女は巡る一つの物語としてしか、感知していません。しかし次第に違和感を感じ始めるようになります。

**********

 

私は、衛宮まどか。冬木市家庭学園の中等部の二年生。私のパパは衛宮士郎。家庭学園の学園長なの。つまり私はお嬢様みたいなものなのかな。

 

そして私のママ、衛宮 凛は、冬木市の市長をやっているの。弟のタツヤは保育部に預けて、猫かぶりの神域みたいな仕事をしているらしいの。

 

そして、私の二人の叔父ちゃんを紹介するね。父方の衛宮切継叔父ちゃんは、自衛隊のスポンサーをしているほどの銃の取り扱いのエキスパートなんだって。家庭学園の射撃クラブとサバイバルクラブを主催しているの。昔、水鉄砲で遊んだときに、ぜんぜん勝てなかったのはプロフェッショナルだったからなのね。

 

そうそう、切継叔父ちゃんの妻にあたるアイリスフィール叔母さんも紹介するね。私の髪の毛が銀色なのもアイリ叔母様の遺伝らしいんだって。私は昔からアイリ叔母様と色々なお稽古をしてきたから、

 

「まどかは私の娘のようね」

 

って褒めてくれているの。本当の娘はイリヤさんなんだけど、イリヤさんの小さい頃とにているからかな。えへへ。

 

もう一人の叔父さんは、母方の遠坂時臣叔父さん。家庭学園で先生をやっているの。美術商と宝石店をやっていて、家庭学園の博士部を卒業された方の結婚式の指輪をデザインしているデザイナーでもあるんだって。奥さんの葵叔母様は、保育部の保育士をされていて、小さい頃色々お世話になったの。

 

娘さんの桜さんは、結婚されて、早乙女性を名乗っているの。私の大事な友達、早乙女さやかちゃんとは、従姉妹同士なの。

 

回想はここまで。詳しいことはまた会って話すね。

 

・・・

 

そしてまどかは寝起きの余韻を噛みしめている。

 

まどか「う〜ん・・・起きたくないなー変な夢もみたしー・・・でもママを起こさなきゃ!」

 

まどかは、ガバッと元気よく布団から這いだし、家庭菜園のある表座敷の方に向かった。

 

まどか「パパ!おはよう!」

 

家庭菜園のミニトマトを採取しているのは、冬木私立家庭学園学園長・衛宮士郎である。

 

士郎「まどか、おはよう!・・・ママを起こしてきて貰えるかな?タツヤはもう先に行っているから」

 

まどか「うん!起こしてくるよ!」

 

まどかは、離れにある衛宮 凛の寝室に向かった。

 

タツヤ「ママァ!ママァ!あさ!朝ぁ!起きて!」

 

ザンッ!

 

勢いよく引き戸を開け放ち、まどかが入ってきた。

 

まどか「起きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

まどかは凛の毛布を勢いよく剥がした。

 

凛「ぜぇぁぁぁぁ!あ?・・・あれ・・・」

タツヤ「ママ、起きたねぇ!」

 

場所は変わって洗面所。歯を磨いている。

 

凛「ざいきんふぁどうなの〜?」

まどか「最近はね、さやかちゃんが好きな子は誰なのって話題になったんだけど、「私はまどかにメロメロなのだ〜!」って宣言するからちょっとね。。。」

凛「モテモテじゃないのぉ(笑)」

まどか「従姉妹がいうじょーだんってことで流したけれど、でも私はさやかちゃんが好きな男の子を知っているから、なんかなぁ〜って」

凛「へぇ〜三角関係のもつれってことは無いようにしてね!」

まどか「だから、冗談だってば。そういえば、新しく言峰杏子ちゃんって子が同じクラスに転入してきたんだけど、言峰教会の娘さんかな?」

 

凛「言峰かぁ。そうだね。綺麗神父の娘だろうね。あいつうまくやってんのかな」

まどか「あいつって、そんな仲なの?」

凛「そりゃあね、時臣叔父ちゃんが中国拳法をやっているのは、知っているよね?」

まどか「うん!中国拳法クラブの顧問もやっているんだよね」

凛「そう、その兄弟子なのよ綺麗神父が。私が小さいとき習ってたけど、神父のくせに相当熟練者よ彼。本場中国で、拳法の大会でチャンピオンになって帰ってきたっていう伝説があるくらいだから。その娘ならば注意したほうがいいわね。体育の授業で波乱が起こるかもね」

まどか「波乱かぁ。それは困るな。体育の成績上位者の記録を更新しつづけないといけないのに」

凛「ライバルがいることは、良いわよ!自分の限界を知ることができるから」

まどか「そうなんだけどね、あ、そうそう、髪の色が私と同じ銀色なの!」

凛「へーそうなのかー。何か縁があるのかしらね。そういえば、桜はどう?」

 

まどか「先生?先生はなんか毎回変な話で盛り上がるから、ぐだぐだだよ〜(笑)」

凛「桜は妄想癖があるからな〜変わらないのかよあいつはっ!」

まどか「でも中等部随一の変わり者先生で有名だから、良いんじゃない?」

凛「うわーだね。でも赴任してから三ヶ月。偽物の芝居だったらボロがでそーだね」

まどか「そうなの?」

凛「乗り切ったら1年はもつだろうけど」

まどか「ふーん」

 

凛は完璧にメイクをし終わった。

 

凛「完成!」

まどか「リボンどっちかな?」

凛「銀色の髪に似合うのは、赤よ!」

まどか「えぇ〜・・・派手すぎない?」

凛「完璧よ!さやかちゃんがメロメロになる気持ちがわかるわぁ〜!」

まどか「もうぉ〜(怒)よしてよ〜。でもありがとう」

 

変わって朝食のシーン。

 

凛「タツヤぁ・・・ちゃんとミニトマト食べてねぇ?」

タツヤ「ふぁぁいっ!」

士郎「凛、コーヒーはいるかい?」

凛「うんっと、もうこんな時間か。今日はやめておくわ。朝の会議があるから」

 

・・・

 

凛「よし!じゃあ行ってくるわ!」

三人「行ってらっしゃい!!!」

 

凛は8時の会議に向かった。

 

士郎「よし、まどかも急がないと、月初めの学園朝礼に遅れるぞ?パパも準備をしなくちゃならないからな」

まどか「うん!すぐ行くよ!」

 

朝食を食べ終えたまどかは、すぐ支度を済ませた。

 

まどか「行ってきます!」

二人「行ってらっしゃい!」

 

士郎「さて、タツヤ、食べ終えたら保育部に行くぞ?」

タツヤ「ふぁぁい!パパ!」

 

朝食を食べ終えた二人は、支度をして保育部に向かった。

 

士郎「葵さん!今日もよろしくおねがいします」

葵「はい!わかりました。士郎さんも頑張って下さいね」

タツヤ「へぇあ!・・・よろしくおねがいします!」

葵「はい!よろしくおねがいします」

 

士郎は保育部を後にし、9時からの小中高部の月初めの朝礼式に出るために事務所があるアインツベルン城に向かった。

 

士郎「ふー、今日は良いことがありそうだ」

 

士郎はいつもの学園長室に向かった。

 

士郎「イリヤ。おはよう」

イリヤ「士郎。おはよう。今日はちょっと遅かったじゃない」

士郎「ああ、タツヤがいつもより元気でな、挨拶に時間がかかったんだよ」

イリヤ「それはいつものことでしょう?さて、早く朝礼の時間の準備をしましょう」

士郎「ああ、そうだな。転入生の紹介が今日の目玉だからな」

 

コンコンッ!

 

学園長室に誰かがノックをしてきた。

 

士郎「どうぞ、入りなさい」

??「失礼します」

士郎「君が中等部3年に転入の巴マミさんだね?」

巴「はい!巴マミといいます!」

士郎「私はここの家庭学園の学園長、総責任者の衛宮士郎だ。今日の朝礼式にて君を全校生徒に紹介するので、その前の挨拶としてこの場に呼んだんだ」

巴「緊張します・・・」

士郎「大丈夫だよ。私がいるのだから」

 

シロウ「さて、手はずは済んでいるかね?巴神?」

巴神「はい!大丈夫ですよ。エミヤシロウさん?」

シロウ「巴神がマミに憑依しているのを知っているのは私と綺麗、秘書のイリヤだけだからな。よく注意しておいてくれ。特に今日は同伴していないキュウベイにだ」

巴神「はい、十分に承知していますよ。私の魔法少女としての力はキュウベイは把握していますが、魔術師としての適正は彼はわかりませんから」

シロウ「よろしく頼むよ。君がまどか達を表で導くサーバントリーダーなのだから。私は裏方だ」

 

巴神「何いっているんですか。シロウさんも魔術師として全体を把握されるじゃないですか。あなたこそ真のサーバントリーダーじゃないですか」

シロウ「まあ、そうなのだがな、私の固有結界の特性上、遠距離からのサポートが主なものだからな。直接の行使の際には変身して身を隠さなければならないからな」

巴神「そうでしたね。それにしてもまだその固有結界を見たことがありませんね。見れるのを楽しみにしていますよ」

シロウ「ああ、了解した。盛大に楽しんでくれ」

 

イリヤ「コホン・・・そろそろ内情の話は終えて、朝礼の時間に進んでいいかしら?」

士郎「ああ、すまんな。本来の衛宮士郎に戻ろう」

巴「はい。準備はできています」

士郎「さて朝礼の開幕だ」

 

士郎が決意をしている丁度そのころ、中等部の教室では、まどか達が雑談していた。

 

さやか「今日、転入生が来るんだって。まどかは知ってた?」

まどか「え?本当?でもたしか、三年生だったよね?」

さやか「まあ、そうだけどさ、なんか神々しさがある人らしいよ」

杏子「そりゃそうさ。だって教会に修道している人だからだよ」

 

二人「えっ???」

 

杏子「やっべ!言っちまったな。親父に口止めされてんのに」

さやか「どういうこと?杏子が修道女じゃないのか?」

杏子「あたし!?あたしが修道女のはずが無いだろうが!!あいつの下で清楚に可憐に尽くす柄に見えるかっつうの!!」

まどか「でも信仰は否定しないんだね」

杏子「・・・ッ!!・・・これでも神父の娘だからな。最低限のことはするさ」

まどか「にしも、髪の毛が私と同じ銀色っていうのも何かの縁なのかな?」

杏子「・・・」

さやか「っちょっと、まどか、その話はしちゃいけないって・・・」

まどか「あ・・・ごめんね杏子ちゃん」

杏子「・・・まあいいさ。お母さんのことはほとんど覚えていないし」

 

そうなのだ。杏子の母親、綺麗の妻は杏子を産んでからすぐに病死している。

 

杏子「まあ、お母さんはもう帰ってこないけど、その新しい転入生の人がめっちゃ優しい人で、お母さんの代わりくらいに頼れる人だからいいんだよ!」

さやか「へぇー・・・かわいいねぇ〜(ジト目)」

杏子「なぁっ(照)・・・そんな眼で見るなよ(怒)!」

まどか「良かったね(笑顔)」

 

桜「はーい!みんな、もうすぐ朝礼が始まりますから、校庭に移動してください!」

 

まどか「さて、行こう?」

二人「おう!」

 

変わって校庭に集まった、小中高等部の生徒。定例の挨拶が終わり、学園長の話に移った。

 

士郎「・・・であるからして、この夏の季節は君たちにとって栄えある季節になる。将来の夢や目標を見据えて励んでほしい。さて、今日の月初めの朝礼式の目玉と言える存在を紹介しよう。中等部3年に転入する巴マミさんだ」

 

巴マミが朝礼台に登る。

 

巴「・・・は・・・初めまして。巴マミと言います。新しく家庭学園中等部3年に転入となりました。わからないことが多々あると思いますが、よろしくおねがいします」

 

マミは、朝礼台を降りた。同時に拍手がおこる。

 

士郎「みんなよろしく頼むぞ。それでは朝礼式を閉幕する。授業は午後から始めるので、その間、さきほどの説明を元に内省と自由の時間とする」

 

それからまどか達は、午後の授業を終え、杏子の勧めで、言峰教会に行くことになり、ちょうど帰り際の巴マミと合流することになった。

 

巴「はじめまして。まどかさん、さやかさん。巴マミです」

まどか・さやか「よろしくおねがいします」

杏子「そんなに堅くなるなよ。もっとラフにいこうぜ」

巴「杏子ちゃんの言うとうりね。私のことはマミでいいわ」

 

さやか「なぬっ!ラフになるのはやッ!!どんだけ杏子色に染まっているんだよッ!」

杏子「なんだよ、さやか!マミさんを侮辱する気かぁ!」

まどか「ちょっと・・・喧嘩は辞めようよ」

 

巴「そんなこと言うからもう着いちゃいましたよ」

 

高台に位置する言峰教会は、古くから冬木市を見守る教会として有名で、月に一回ほど結婚式が執り行われるほどの有名な教会となっている。もちろん、日曜礼拝も行われており、名物神父、言峰綺麗神父の説教が有名である。国際肌の綺麗神父は誰からも愛される人格者である。鍛錬によるマッスルクリスチャンと呼ばれるほど、肉体的な鍛錬も欠かさないほどの体育会系神父として全国的にも有名である。

 

また、家庭学園の道徳の授業の講師でもあり、冬木市の道徳面において定評のある存在である。隙のない存在である。

 

名言として、「神の道を歩む物は肉体の鍛錬も欠かさない事が大切だ」を口癖にしている。そんな神父故に、娘の杏子も幼少の頃から武闘派な鍛錬をしており、数ある武術の仲でも棒術など槍を用いる武術が得意で、家庭学園の武術クラブの筆頭的存在として学内でも有名になってしまった。まだ転入してきて3ヶ月すらたっていないのだが。

 

綺麗「ん?正門が何やら騒がしいな。杏子でも帰ってきたのだろうか?」

 

ガチャ・・・

 

マミが先導する形で、教会の扉を開いた。

 

巴「ただいま、戻りました。今日はお友達を連れてきました」

綺麗「ほほー早速友人を寄越してきたか。いいぞいいぞ。さて、久しぶりだな。さやか君、まどか君」

まどか「お久しぶりです。神父様」

さやか「どうも」

杏子「なんだい、初対面じゃないのかよ。つまんね」

綺麗「娘が世話になっているな。ありがとう。面倒をみてくれて」

 

杏子「っちょ!そんな感謝の言葉を本人の目の前で言うなよ、空気くらいよめっつーの!(ツンデレ)」

綺麗「何を言うか。私が愛し、私が感謝をする。感謝するのに恥ずかしいなどということはない。主の目前で恥ずかしいも申し訳ないのも何もない。与えられた機会を最大限の形で捧げることをしなくては、失礼に当たるではないか。たとえ本人の前であろうとも私は賛美し、私は与える」

杏子「っもういい!先に休む!じゃあな!」

 

杏子は綺麗の言葉に居たたまれない感を感じ、自室に休んでしまった。

 

綺麗「恥ずかしい場面を見せてしまったな。失礼した。これでも依然のような無口な娘よりは丸くなった方なのだよ」

まどか「そうなんですか?杏子ちゃんが無口だったなんて・・・」

さやか「信じられんな・・・」

綺麗「もう杏子が話しているだろうが、母親を無くしてから以降、あれは母親という存在を知らずに育ってしまってな、それが起因してか心を閉ざしてしまったのだ本当に父親としての不徳のなしたことだ。唯一武術をしているときは心を開いていたのだが、こちらに転入するまでの期間は何も打ち解けることがなかったために、自室に引きこもりがちだったのだよ。しかし転入する前にマミが来たときからあれは変わったのだよ。本当に感謝している。マミよ」

巴「私は普通に接しているだけですよ。まあ、杏子ちゃんの過去の話を本人から聞いて、守ってあげたいという母性心がくすぐられたというのは本当のところですけど」

 

まどか「うっわ〜!マミさん、お姉さんみたいですね!」

巴「そっそう?」

さやか「そうですよ」

綺麗「では、すまないが、マミ、杏子の様子を見てきて貰えないか?」

巴「はい。綺麗様。ごめんね。さやかちゃん、まどかちゃん。今日、私の修道女姿をお披露目できなくて」

さやか「いいですよ。今は杏子を慰めてやって下さい」

まどか「そうです」

巴「ありがとう。では綺麗様、行ってきます」

綺麗「ああ、よろしく頼む」

 

そうしてマミは、杏子の面倒を見に杏子の自室へと向かった。

 

綺麗「すまなかったな。君たちはマミの修道女姿を見に来たのだったんだろう?またの機会にお願いすることはできないだろうか」

さやか「大丈夫ですよ。それではまたマミさんと来ますね」

綺麗「細かい配慮をありがとう。恩に着る」

まどか「おじゃましました!」

 

そうしてまどかとさやかは、帰路に帰した。

 

さやか「なんか、意外だったね」

まどか「そうだね」

さやか「杏子も学園では気が強く張っているけど、実は相当ナイーブなやつだったんだね・・・」

まどか「本当にびっくりしたね・・・」

 

さやか「まあ、でも・・・学園で会うのならばいつものパワフルさで迎えてやんないと失礼だからな・・・まどかもそう思うよね?」

まどか「うん!そうだね。さやかちゃんも似たような部類だしね。お母さんが担当教師なんだしね」

さやか「まぁねぇ・・・そういうことを言うんなら、まどかだって、お嬢様じゃないか。学園長がお父さんなんだから(笑)」

まどか「そうだね(笑)」

 

さやか「衛宮家一族の大半の人が家庭学園のスタッフだし、考えてみればすごいよね。私も将来そうなるのかなぁ〜?」

まどか「音楽教師とかがいいんじゃないの?」

さやか「音楽・・・上条君のことかい?まどか(ジト目)」

まどか「だってぇ〜、好きなんでしょ?恭介君のこと」

さやか「そりゃ〜ね。怪我をして好きなバイオリンが弾けなくなって、落ち込んでいる恭介を見ていればそうなるさ」

 

まどか「でも、そうやって気に掛け合う関係があるのって、幸せだと思うよ」

さやか「まどかにはそういった関係は無いの?」

まどか「私?」

さやか「そう思うんなら、まどかもそういう関係があるんだろう?言い出しっぺが無いんじゃあ説得力がないじゃん?」

まどか「私は、お父さんとの関係がそうなるかな」

さやか「学園長と?」

まどか「うん、小さい頃からお父さんの背中を見て育ったから、いつかあの背中を超えるときが来るのかなって思っているの」

さやか「おおきいねぇ!いいねぇ!熱いねぇ!」

まどか「そんなことないよ、自分は器用貧乏だし、何かに特化した能力とか才能とかがなくて、いつも全知万能なお父さんの娘として居たたまれない思いでいっぱいだから」

 

さやか「謙遜ー・・・器用貧乏なことは置いといて、なんか悔しい言い方・・・」

まどか「そんなことないよ、さやかちゃんは周囲のことに気にかけてくれる才能があるじゃない」

さやか「まあ、それは認めるわね。でもそうなら、まどかだって、私より天高く全体を見守るようなオーラがでているんだけど?その場にいるだけで、全体が暖まるような存在感だよ」

まどか「そう感じているんだ?私にそんな才能があるの?」

さやか「また謙遜・・・自覚症状が無いのなら言っておくけど、まどかがその場にいるだけで場を征するような存在感をビシビシ感じているのよ私は!この学園のお嬢様であるまどかの友人として、もっとちゃんとしなくちゃって思うもん」

まどか「そうなんだ。ありがとう。さやかちゃん。私の才能を教えてくれて」

さやか「良いってことよ。親友でしょ。私達」

まどか「うん!」

 

さやか「じゃあ、また明日!杏子を励ますために!」

まどか「うん!明日ね!」

 

そうして、衛宮邸の前でさやかと別れたまどかは、自室で今日起きたことを思い返し、親友であるさやかとの会話で、さやかに教えてもらった才能のことを思い返した。

 

まどか「私には場を征する存在感があるんだね。明日は日曜日だから、お父さんに相談してみよう」

 

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>>第二話

 

**設定などの紹介**

 

どうでしたでしょうか?今まで温めて暖めてきた魔術師まどか☆メイガスです。ストーリー的には魔術師としての才能をまどかが開眼していくようなイメージで問題ありませんが、どういう経路でそうなるかは秘密です。

 

衛宮ファミリーがずば抜けて強い勢力となってますけれど、これは、いろいろつめこんだ結果の結果です。衛宮士郎の最強ストーリーでもあるので、最強物の宿命ですよね。

 

一応主人公は、まどかと、士郎、そしてこの後に出てくる、ほむらです。この三人の視点をメインに、サブで沢山の視点をちょびちょびでだして作っていきます。

 

まどマギを愛する人でも、Fate/stay nightを愛する人でも楽しめる作品にできればいいと思っています。基本は俺得な展開内容でいきますけれど、両作品のセンスを盛り込みながら作っていきますね。

 

話中で、巴神という名前がでてきましたが、アレは、前ブログの設定を拝借しているためで、何度もやられるマミの集合体がいつまでも生存し続けるマミを形作ったという存在です。彼女はこの世界では滅亡はしません。

 

Fate的な設定だと、ほむらは、英霊と同じ存在です。神格化された存在として、現界しつづけるためです。まどかを媒体として存在しつづけます。

 

では、次回の作品でお会いしましょう。第一話は8000文字を超える展開となりましたが、次回は4000文字くらいの長さになります。最初はパァーッとやるのが良いですから。ではまた。