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小説の墓場

魔術師まどか☆メイガス 第4話「魔術訓練 前編」

第四話「魔術訓練」

・まどかとさやかの魔術訓練です。

・さやかの魔術特性はなんでしょうね。フフフ。

*****

 

SIDE:衛宮士郎

 

時は前回より一週間たった日曜日。前回氏族会議により決定したまどかとさやかの刻印継承と魔術訓練をするためだ。

 

まどかはともかく、さやかが会議を結果的に盗み聞きしていたことは予想外だった。まあ、どちらにせよさやかにも魔術の継承をするのは遅かれ早かれあることだったのだから、良いのだろう。

 

さやかの魔術特性が気になるが、まどか程にレアスキルなのだろうか?精査すればわかるだろうな。

 

さて、もうすぐ来る頃合いだな。

 

SIDE:まどか

 

やっとこの日がやってきたんだね。お父さんから直接魔術を学べるのなら、今までのどんな武術も部活も色あせるようなものだとしても、私はかまわないの。

 

それにしても私の魔術ってすごいんだね。思いも寄らなかったよ。サーバントシステムってお父さんが言っていたけど、そんなすごいことができるんだね。

 

さやかちゃんの魔術特性が気になるけど、どうなんだろう。後で聞いてみよ。

 

「はぁはぁはぁ・・・・それにしてもお城ってこんなに遠くに在ったんだね。ぜんぜん近くなっていないような・・・さやかちゃん、大丈夫?」

 

SIDE:さやか

 

「いや、はーふーはーふーはーふー・・・限界だよ!まさか、もう魔術訓練が始まってるとか!?」

 

本当に、さっきから城が近づいている気がしないよ。まさか、もう訓練が始まってるんじゃないよね。迷いの森と地元では言われているけど、これがそのことなのかな。にしてもこれはないよ。

 

あたしの魔術特性があんなことだったなんて。運次第ねってお母さんが言っていたな。良いのを呼び出せればいいんだけど。

 

SIDE:衛宮士郎

 

ふん。時間になっても来ないな。何事があったのだろうか?さて調べてみるか。

 

「ん?まさか・・・?やっぱりか。迷いの森の設定を解除していなかったな。あの二人、迷いの森にはまっていたようだな。悪い事をしたな。さてどうするか」

 

しかし、この魔術訓練がもう始まっているということにするか。そうしたほうが良いだろうし。よし。そうしよう。念話で伝えることにするか。

 

<まどか、さやか、聞こえるか>

 

SIDEOUT

 

まどか&さやか「え?はっはい!」

 

士郎<気づいているだろうが、城に着かないのはこの迷いの森システムが起動しているためだ。さて、このシステムはメンテナンスのためにある箇所に起動をオフにすることができる、メンテナンスゾーンがある。それを見つけて解除するのが第一の訓練だ。良いかな?>

 

まどか<はい!お父さん。そのメンテナンスゾーンにはいってどうすれば解除できるのかな>

 

士郎<そこに入れば自ずとわかるようになっているよ。大丈夫さ>

 

さやか<はい!は〜い!質問なんですが、この広大な空間でそのメンテナンスゾーンを探すのは、針の穴に糸を通すようなものなのではないでしょうか>

 

士郎<それは、心配ない。メンテナンスゾーンは複数箇所に設置してあるからだ。霊気が集中している箇所を探すようにすれば、そこがメンテナンスゾーンだ>

 

さやか<ありがとうございます!>

 

士郎<以上で質問は終了だ。この訓練が終えたら城に来てほしい。中庭で待っているぞ>

 

まどか&さやか<はい!>

 

まどか「さやかちゃん、がんばろうね!」

さやか「おう!まどか!燃えてきたぜぇぇぇぇぇ!!!!」

まどか「そうだね!」

 

SIDE:士郎

 

さて、これで良いな。メンテナンスゾーンを普段より二倍に増やしたので探しやすくはあるだろうしな。本人達の魔術刻印と回路に期待するしかあるまい。

 

まどかは武術に秀でているので集中すれば大丈夫だろう。さやかはその行動力でその在処を見つけるだろうしな。

 

さて、桜がそろそろ到着するようだな。迎えよう。

 

士郎<桜?もう正門に着いているか?>

桜<はい。士郎。着いていますよ>

士郎<さやかの魔術特性は何だった?>

桜<驚かないでくださいね。先輩!>

士郎<ちょっ・・・その先輩とは呼ばないでくれ。っ恥ずかしいじゃないか・・・>

桜<ただの念話でしょう?誰にも聞かれないわ>

 

士郎<・・・それで、桜、さやかの魔術特性はなんだったんだ?>

桜<それはね、過去・現在・未来・平行世界・次元世界からランダムで剣を投影することができるのよ>

士郎<ほう。それは凄いな。固有結界のコンパクト版じゃないか!>

桜<そうなの。だけど、ランクもランダムなのよ。。。>

士郎<そうか。それは残念だな。まるで宝くじのような魔術特性だな>

桜<唯一救いなのが、投影時間が半永久的なところね>

士郎<ほう・・・ということは固有結界は私のように無限に武器を内包する世界なのかな>

 

桜<そうかも知れないわね>

士郎<ありがとう。桜>

桜<どういたしまして。二人はできるかしら?>

士郎<ああ、見込みは高いぞ>

桜<そう。安心したわ>

士郎<では、ふたりの案内をよろしくな>

桜<了解しました>

 

これで安心だな。後は二人の結果次第だな。

 

SIDE:まどか&さやか

 

霊気が集中しているところかぁ。もしかしたらあそこかな?何か集中している感じがするよ。

 

まどか「さやかちゃん、あのへんに霊気が集中している感じがしない?」

さやか「うん・・・そうだね、なんかその辺りに吸い込まれていく感じがするよ」

 

そうしてまどかとさやかは、その基点に向かった。

 

まどか「お父さんはその辺りに行けば解るって言っていたけど、なんかスイッチでもあるのかな」

さやか「どうなんだろうね。この辺りなんだけど」

まどか「・・・・・・!まって、この感覚は・・・・・・切った!」

 

カチッ!・・・・・・

 

さやか「おぉーすげぇー!」

まどか「弓術であたる感覚と似たようなイメージがしたから、もしかしたらと思ったんだよね」

さやか「いーなー。あたしはスポーツは剣道とフェンシングくらいしか得意な武術は無いんだよね」

まどか「それで十分だと思うよ、さやかちゃん」

 

さやか「えーでも、まどかって文武両道じゃん?射撃部でも切継さんが絶賛するほどのスナイパーだってことは知っているんだよ?」

まどか「あははは。でも私はまだ本当の私を得ていないんだと感じるの」

さやか「それだけの才能に恵まれて、それでも見つからないものなの?」

まどか「そうみたい。でもこの魔術を修得したら何かが変わるかも知れないんだ。そう感じるの!」

 

さやか「まどかがそこまで真剣に言うんじゃあ、そうなんだろうね」

まどか「ごめんね、さやかちゃん」

さやか「いいの、いいの。私の魔術特性を考えたらまだ良いかなって思えるから」

まどか「えっ・・・・・・さやかちゃんの魔術特性って何なの?」

さやか「それは着いたらのお楽しみだよ♪」

 

まどか「えー・・・・・・と思ったら、もうすぐお城に着くね!」

さやか「おっそうだね!」

 

SIDE:桜

 

もうじき来る手はずね。さっき基点が解放される作動があったから。

 

あら、あれはさやかね!

 

「さやかぁー!ここよ!ここ!」

 

SIDE:さやか

 

「お母さんー!」

 

やった!やっと着いたー。あーなんかもう終わった感があるんだけど、まだまだ先があるんだよね。息抜きはまだ先かな。

 

まだ投影をしていないから、どうなるかわからないだけど、なんか良い剣をひけそうな気がするよ。

 

SIDEOUT

 

さやか「やっと着いたね!」

サクラ「お帰りなさい。さやか、まどかちゃん」

まどか「叔母さん、ずっと待っててくれたんですか?」

サクラ「10分前くらいかな。それぐらいに着いたの。あなた達を中庭に案内するためにね。もちろん、私の魔術刻印をさやかに継承するためでもあるけれどね。さて行きましょうね!」

 

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さて、さやかの魔術特性が決まりましたね。何をランダムで投影するのかは、次回にて。その投影するものは、数多のアニメ作品からの投影もあるので、お楽しみに。