ZANGE

小説の墓場

エミヤの救済 第二話「二人のエミヤ」

時は流れ、第五次聖杯戦争冒頭。衛宮士郎と遠坂 凛が教会からの帰り道。

 

凛「もうこれからは敵対関係なんだからね、わかった?」

士郎「えっ・・・・・・俺は遠坂とは戦わないぞ」

凛「何を言っているの!聖杯戦争を生き延びるのならば・・・・・・ん?」

 

???「もう話は終わり?」

 

凛「何?誰?」

 

坂の上に何かがいる。異様な何かがいる。

 

イリヤ「こんばんわ。士郎お兄ちゃん。凛お姉さま。私をご存じで?」

セイバー「士郎、私の後ろに下がってください」

士郎「え、だってまだ小さい子じゃないか。サーバントじゃあないだろう」

セイバー「彼女のとなりにいるサーバントから膨大な魔力を感じます。おそらく狂化されたサーバントかと」

アーチャー「あれは、何だと・・・・・・!」

セイバー「どうしましたアーチャー?」

 

アーチャー「あれの処断は俺が行う!凛!セイバーと衛宮士郎の三人で逃げてくれ」

 

凛「時間稼ぎでいいからね!本気で戦うんじゃないのよ!」

アーチャー「ああ、そうできればいいのだがな」

 

そしてアーチャーをバーサーカー戦に残し、三人は現場を離れた。

はたしてその決断は正しかったのだろうか?

 

狂信者「ウォォォォ!!」

 

バーサーカーは、大石剣を両手に投影し、射殺す百頭をダブルで放ってきた!

 

アーチャー「ロー・アイアス!」

 

アーチャーが使う唯一と言って良い、防具を投影した。

 

なんていうバカ力だ。俺がバーサーカーとして召還されただと?

まさか、そんなことがあるというのか。

くっ。もうのこり二枚になってしまった。くそ。

 

アーチャー「やんだのか」

イリヤ「お兄ちゃんひとりだね。やっと三人になれたね」

アーチャー「イリヤ、私を一人にするためが目的か」

狂信者「そうだ」

 

アーチャー「?!狂化されているのに人語を介せるだと?」

コーディ「いや、化けていただけさ。」

 

コーディネーターは、マスクを覆い脱ぐようにバーサーカー状態からふつうの状態に戻った。

 

アーチ「ところで、私に何の用があってこんな茶番を行ったのだ」

コーデ「疑問に思わないのか?クラスがちがえど同じ人物が召還されたのにもかかわらずだというのに」

アーチ「いや、正確には君と私は起原は同じではないようだからな。私はそのようにグレーの羽織物を着てはいなかったのでな。」

コーデ「気づいたか。ならば話は速い。私は次元コーディネーターとなったエミヤシロウの顛末だ。その目的はすべてのエミヤシロウの救済だ」

 

アーチ「ふ、ばかばかしい。私の救済だと?ならばこの時代の衛宮士郎を抹殺することだな。起原たる存在を殺してこそ私の後悔に花束を添えることになるからな。」

 

コーデ「いや、それでは救われることはない。さらなる懺悔の思いに焦がれることになるだろう。私は全ての世界、平行世界のエミヤシロウを救済してきたが、一様に君のように過去の自分を殺しにきたが、それが本意ではなかった」

 

アーチ「お見通しということか。なら私の本意、正しき道に衛宮士郎がいけるようになるのならば、此度の聖杯戦争は凛の勝利に集中することができる」

 

コーデ「それをするために来たのだから、ここからは安泰にかまえていいぞ」

アーチ「安心した。にしても、その手に持つ二丁拳銃は何なのだ?私、エミヤシロウは剣の英霊のはずだが?」

コーデ「これか、これは、コーディネーターの私が持つことが赦された、ある方の武器をトレースさせていただいたものだ。そして私、万有のエミヤシロウは剣など特定の武器類の英霊ではなく、数多の武器を得意とする英霊のためだ」

アーチ「ほう。興味深いな。剣の英霊として歩んできた可能性の一派がそのような道を歩んでいるとわな」

 

イリヤ「もう!何の話!仲直りしたのなら、もう一人のお兄ちゃんに会いに行くんじゃないの!?」

 

アーチ「おっとお姫様を怒らせてしまったな。ごめんな」

イリヤ「ぷーっだ!早く行こうよ!」

コーデ「凛達は衛宮邸に行ったはずだ」

アーチ「我々も急ごう」

 

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サクサク進んでますね。

書き出す方法をようやく思い出しました。

これからは目標3000文字ですね。会話主体になってしまうのは仕様でしょうがないですが、もっと説明文に力をつけたいですね。

話の内容ですが、ようやく紅白のエミヤが一致団結しましたね。

これから衛宮士郎の教育が始まりますよ。