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小説の墓場

剣舞の錬金術師 第03話 外伝「鷹の目」

外伝「鷹の目」

 

この話は、第三話「紅の目」の外伝である。本筋にも影響します。

 

***************

 

マイルズ・アインシュトーが中央司令部、ロイ・マスタング大佐の部下として、三ヶ月だけ期間限定で配属されて、一ヶ月が過ぎた頃の話だ。

 

慣れてきた頃の矢先の話になる。その日は、リザ・ホークアイ中尉と、軍がらみの事件に関する特殊パトロールのために、市内を見回る任務に出かけているところだ。

 

「・・・・・・小佐、不躾な質問をしてもよろしいでしょうか?」

「ああ、いいぞ。中尉」

「なぜ、片方の目が灰色になっているのでしょうか?最初に会ってから今まで気になっていました」

「これはな、ある鍛錬の結果、こうなってしまたんだ」

「その鍛錬とは何でしょうか?」

「うむ。中尉は錬金術などの知識はあるのか?」

「いいえ、基本的な知識は有しますが、実践できるほどのものは、ありません」

「そうか。ならば簡単に説明しよう。この目はある秘術を極め続けた結果の影響だ。その秘術とは、主に剣に特化した秘術でな、己の身を剣にして鍛錬することが基本になっている。剣の原材料である鋼の色である灰色ないし、鋼色の目になってしまったのだ」

「己の身を呈してまで、その秘術を習得させた動機は何なんですか?」

「ふむ・・・・・・笑わないのならば、言うとするが・・・・・・」

「笑いません」

「なら、言おう。正義の味方になるためだ」

 

「・・・・・・フッフフフ」

 

「だから、笑わなくてもいいじゃないか」

「今、素の状態ですね?」

「そりゃあ・・・・・・な君が崩してしまったからじゃないか」

「会ったときから、緊張しすぎなんだと思ったんですよ。案外、かわいいところがあるんですね」

「まさか、最初から狙っていたな?」

「すいません。失礼ながら、少しは崩してもらえると対応しやすいと思いましたので」

「ふー。さすが、マスタング大佐の補佐だな。その策略なところが似ているよ」

「そりゃあ、そうですね。あの人の行動方針は手に取るようにわかりますから」

 

<マイルズ、確かに君はやや固いところがあるからな>

<そうか?まじめにやっているつもりなのだがな>

<少将での側近任務が板に付いてしまったからだろう>

<そのようだな>

<しかし、ところ変わればここはセントラルシティ。マスタング大佐の方針で、心の余裕を持つことも任務の一つだ。だから安心していいぞ>

<ああ、了解した>

<魔術で意識下の周囲の探索をしているので、何かあれば、伝えるよ。だから、マイルズ、余裕を持って任務にあたってくれ>

 

「・・・小佐!」

 

<了解だ>

 

「・・・小佐!・・・小佐!」

「・・・うむ、どうした?」

「小佐って、よく考えに没頭することがありますよね。それと、独り言が多い気がしますが、どうしてですか?」

「ああ、すまんすまん。いつもの癖でな、考えるのが仕事のようなものでな、つい自問自答に没入してしまうんだ」

「でも、ここは北とは違いますよ?」

「ああ、そうなのだが、長年の癖のようなものだからだ。だが、周囲に気を張ることには、影響しないので大丈夫だ」

「では、これまで歩いてきた交差点にて、最初に遭遇した信号の色は覚えていますか?」

「うん、ああ」

 

<青、青、赤、青だ>

 

「青、青、赤、青だ」

 

「正解です。マルチタスクがお得意なんですね」

「そうだ。側近として仕えるには、同時思考は必須だからな」

「じゃあ、もう一つ質問です。初恋はいつでしたか?」

「・・・・・・は?・・・・・・ん・・・・・・?」

「もう、恥ずかしいので、繰り返さないでくださいよ」

「うむ・・・・・・そうだな。あれは・・・・・・」

 

<え、エミヤ、君はいつ頃だったか?>

<なにを血迷っているんだ>

<いや、私にはほとんど覚えが無いんだよ>

<そうだな。あれは18のころだったかな・・・ある女騎士との出会いがそれに該当するな・・・・・・>

<そ、そうか。ならそれを言えばいいな>

<ちょっと、待て、マイルズには無いのか?>

<今までまじめ過ぎて、というか戦時中だったからな、そういう余裕は無かったんだよ>

<それは、言い訳というものだろう?しかも、女性からの質問でを待たせるのは、マナーが足りないな>

<しかしなぁ>

<なら、致し方あるまい。私が表にでよう>

<ああ、よろしくたのむ>

 

「小佐・・・・・・?」

「ああ、思い出したところだ。ある地域では滅法強い女剣士がいてな、その人に師事をしてもらい、剣技の技術を向上させた頃があった。彼女は年が近かったこともあり、親近感がそれだったのだろうな」

「それで、その後のことはどうなったんですか?もしかして片思いだったとか?」

「ああ、そうだな。私の一方的な片思いだったよ。告白したこともあったが、一蹴されたよ。剣技でな"私を好きだと思うなら、もっと鍛錬してこい!"と言われたよ」

「うわぁーすごい人ですね。それぐらいなら軍に入っているのではないですか?」

「それがな、イシュバールの内乱で行方不明になってしまったんだ」

「・・・・・・そうでしたか。失礼しました」

「いや、いいんだ。彼女はたぶん、どっかで生きているだろうさ。あの強さは、内乱の混乱の中でも、生きていられる強さだからだ」

「では、その彼女の名前は、わかっているんですか?」

「いや、名前は偽名だったんだよ。しかも顔もいつも口元にスカーフを巻いていてな、顔も覚えていないんだ。しかしあのレイピアの剣裁きはよく覚えている。また見えた際には思い出すだろう。アメストリス人であったことはわかっている」

「案外、近くに居たという結果じゃあないんでしょうか?」

「そうだといいがな」

 

<・・・と!エミヤ、勝手に俺の記憶を使わないでくれ!>

<いいじゃないか、別に減るもんでもないだろう?>

<だ、だがなぁ。彼女の剣筋を思い出してしまったじゃないか>

<いい思いでだったのだろう?>

<いや、あの鬼のような修練の日々を思い出すと、のどがカラカラに乾いてくる・・・>

 

「どうしたのですか?小佐?」

「いやな、鬼のような鍛錬の日々を思い出して鬱々となっていたのだよ」

「小佐が鬱々となるくらいの鍛錬ってどういうことでしょうか?」

「厳しい修行だったよ。思い出すとのどが渇いてくる・・・」

「ははは・・・」

 

そして、犯行現場の曲がり角付近に、二人が差し掛かった。

 

「・・・・・・ふー。でだ。この辺が事件の現場だったのだな?」

「はい、この通りを左に左折する場所で起きました。軍用車両を襲撃するために、念入りに計画したものだと捜査でわかっています」

「念入りとは?」

「はい、軍用車両が通る道はパターン化されていますので、それを覚えたか、または内部犯行の可能性があります」

「そうか」

 

マイルズは、道路にはっきり存在するタイヤ痕に手を当てた。

 

「trace on・・・」

 

エミヤは、タイヤ痕と周囲に散々している魔力エネルギーから当時の状況を復元した。

 

「・・・あの電灯から、ここまで何歩くらいだ?」

「はい、およそ20歩くらいですね」

「それなら、これは入念に考案された外部犯行の可能性が高いな。死者がでておらず、要人暗殺でもない。強盗でもなく、ただ襲っただけという可能性が高いな」

「でもそんな、軍に狙われるような危険を犯してまで、ただ襲うだけの犯行って無いんじゃないんですか?」

「そうだな。不可解な事件であるが、深い意味があるとすれば、軍にこの地点をマークさせるようにするためのの意図があったのかもしれない。軍の要員をここに縛るようなことで、人員配置をコントロールする狙いがあったとする可能性がある」

「でも、人員配置といっても、中央司令部は他の司令部と異なり、一番多い人数ですよ?微々たる変化しかないじゃないですか」

 

<マイルズ、敵が1km先にいるぞ>

 

「その微々たる変化を狙っていたとすれば?」

「と・・・・・・言うことは、私たちがその要員ですか?」

「その可能性がある。中尉、さきほどから我々を凝視する存在がわかるかい?」

「いえ、気づきませんでしたが」

「これは、我々を誘い出す罠だったのかもしれん」

「中尉」

「リザでいいです!」

「リザ、命を狙われる因縁はあるか?」

「ないとは、言い切れません。内乱で戦ったことがありますから」

「私はそうだな。ドラクマに対しては怨敵であろうな」

 

二人を狙う鷹がいる。町の中央の教会の鐘のてっぺんに、人影があった。長いスナイパーライフルに、錬金術を描写した特性の武器を両手で持っている存在だ。人間の目を超えた先にある標的を倒すことができる。その存在は、鷹狩の錬金術師"ルーマン・バトレア"である。

 

彼は、イシュバールの内乱で実践にでた国家錬金術師の一人であったが、その実践投入された時に、存在意義に疑問を持ち、内乱終結後、反体制派に身を投じ、ヒットマンとして闇の世界では有名な存在になっていた。

 

今回は、国家錬金術師になろうとしている、マイルズの暗殺を依頼されて、ここにいるのだ。依頼元は、近隣国家、ドラクマである。

 

「ふむ。あれがマイルズ小佐か。なるほど人外と呼ばれる素質の持ち主だな。気配を察知しているようだ。しかしこちらは、2km離れた場所。こちらを迎撃することは不可能だ。さてお手並み拝見といこうか」

 

ルーマンは、錬成強化したスナイパーライフルで、特殊な弾丸を錬成し、弾丸を込めた。

 

この武器は、錬成反応のエネルギーを推進力に応用して、射出するライフルなので、術者の手から放れても一定時間は錬成反応による推進力が維持されるようにカスタマイズされている代物である。シンの国の練丹術の流れをくむ技術である。

 

ドガンッッ!!シュタ・・・シュタ・・・!!

 

<発射されたぞ!マイルズ、私がでよう!>

 

「ロー・アイアス!」

 

ライフル弾が発射されてきた方向に、マイルズは右手をかざし大きな花の片鱗を投影した。それは敵の弾丸を二つを防御するための盾である。

 

ガキィィィィン!!!

 

錬成反応で強化された弾丸を相殺した。

 

「相手は、手馴れだな。錬成反応の推進力で弾丸を飛ばすとはよく考えるものだ」

「小佐、教会の方向なら、隠れてやり過ごすことが必要なのではないでしょうか?」

「いや、相手はおそらく暗殺を仕事とする者だ。それに十中八九錬金術師だろう。しかも錬成反応を転移することができる。これはおそらく練丹術の流れをくむ系統だろう」

「そんなに悠長な看破をしている場合ですか!」

「しかたないか。リザ、身を隠そう」

 

リザとマイルズは、近くの曲がり角に隠れた。

 

「この場なら、大丈夫ですね。直線距離からの攻撃を待避するのが、ライフルから守る防衛方法ですから」

「ん?すると、リザはスナイパーライフルを使ったことがあるのか?」

「はい。得意分野ですよ」

「そうか。ならば、私の投影品を扱えるかもしれんな・・・・・・仕方ないか、本来は順を追って少しづつ鍛錬していくものだが、仕方あるまい。リザ!」

「は、はい!なんでしょうか?」

「君の固有結界を拝見させてもらう!」

 

すると、マイルズは、リザの首もと前方に手を向けると、魔力エネルギーを集中させた。

 

「な、何をするのですか!?」

「すまぬが、君の魔術素養を強制的に解放することが必要なのだ!」

「そんな、相手なのですか?」

「ああ、私一人では、相手を倒しきれないかもしれない。そこでリザ、君に手伝ってもらいたいんだ」

「・・・それなら、いいですよ」

「ありがとう!少し痛みを伴うので、すまんな」

 

マイルズの視界がフラッシュした。

 

目に映る世界は、炎に焼かれた戦場のようだ。そこの中心にリザ・ホークアイが居た。炎の存在は、彼女の背中に刻印された父の錬金術の集大成からできている。その世界には、濃密すぎるほどの魔力エネルギーが満ちていた。

 

「これがリザの固有結界か。この性質は、やはり大佐と相性がいいな。この方法なら相手のライフルからの攻撃を的確に相殺できる!」

 

目の前の世界が再度フラッシュした。元の世界に戻ってきたのだ。

 

「はっ!・・・はっ!・・・はっー」

「大丈夫か、リザ!?」

「は、はい・・・とても痛かったですが、なんとかこらえました」

「よし、よかった」

「それで、固有結界でしたっけ?それを使えるようになったのですか?」

「そうだ。心の中の奥底にあるスイッチみたいなものを探してもらえないか?それが起動させるものだ。起動すると炎の属性の魔力弾や障壁を形成することができるようになる」

「心の奥底・・・あった、ありました!」

「それをオンにしてみるんだ」

「はい、オンっと」

「中空に炎の玉をイメージしてみるんだ」

「はい・・・」

 

すると、リザの目の前に小さなマッチ棒くらいの炎が出現した。

 

「よし!いい反応だ!それを大きくしてみるんだ」

「こ、こうですか?」

 

小さな火が、炎の大きさに膨らんだ。

 

「おお。いいセンスだな。それを回転させて炎の弾丸を形成するんだ」

「回転・・・!」

 

ゆっくりと、炎は回転し、均等な弾丸となった。

 

「いいぞ。では、今度はそれをもう一つ形成してみてくれ」

「はい!」

 

一つの炎の弾丸をもう一つ複製してみることに成功した!

 

「いいな!初めてにしてみては、上出来だぞ!では、これを2km先に放ってみてくれ。イメージするのは、最強の弾丸だ。スナイパーライフルを撃つようなイメージで、弾丸を放つんだ。心の目で相手を探してな!」

「・・・やってみます」

 

シュンシュン・・・シュパシュパ!

 

遙か2km先の狙撃者、ルーマンは、次の弾丸をライフルに込めていた。

 

「ん!?なにかこっちに来るだと!?」

 

すると、リザが放った炎の魔力弾が接近している。

 

「炎の魔力弾だと?!ならば、こちらのハンドガンで相殺してやる!」

 

ガンガン!

 

どこからともなく、ルーマンはハンドガンを出現させ、速射して二発に魔力弾を相殺した。接近用のハンドガンも錬金術によりカスタマイズされており、威力は十倍だ。それを的確に発射できるセンスは高いものがある。

 

「ふむ。ハンドガンかなにかで相殺されたようだな」

「2km先の様子がわかるのですか?」

「ああ、秘術により聴覚、視覚を増強することができるのでな」

「便利な秘術ですね」

「リザ、君にもできるさ。額にもう一つ目があるように意識を集中してみるんだ。それで視覚ならば強化できるようになる」

「はい、やってみます」

 

リザは、額に集中し、物陰から前方を見た。すると、2km先の教会の鐘の上に人影らしき存在がはっきり見えるようになった。さきほどの魔力弾から、存在の殺気は経験していたので、だれかがわかった。

 

「あの、異様に長いスナイパーライフルの持ち主でしょうか?」

「そうだ。伸縮自在の特注性といか、錬金術で作成したライフルだな」

「さきほどの攻撃がハンドガンでしとめられたのなら、複数の魔力弾と実弾とのコラボレーションで攻める必要がありますね」

「魔力弾はブラフか。確かにいいが、こちらにはハンドガンしか携帯していないぞ?あの距離では・・・ということは、リザ、ハンドガンからライフルを作成する気だな?」

「はい。魔力のエネルギーを利用して相手をしとめます」

「それなら、私が作成するライフルでいいかな?リザ、君にはまだ高度な武器製造の魔術は早すぎるし、負荷も高いからな」

「でも、メンテナンスで構造は理解していますよ?」

 

「うーむ。仕方ないか。やってみるんだ」

「はい!」

 

リザは、精神集中をし始め、心の内にスナイパーライフルをイメージした。唯一無二の彼女が愛用しているスナイパーライフルを。

 

すると、リザの手の内にスナイパーライフルが顕在した。やや小型のものであるが、魔力弾と実弾を組み合わせたものを発射するにはちょうどいい。

 

「はじめてとしては、良い武器投影だな」

「修羅場を越えてきましたから、何事も挑戦すべきですから」

「ふむ。私も本腰をいれなければな。では、リザ、防衛戦はこれまでだ。反撃をするぞ!」

「はい!」

「trace on!・・・・・・真名・魔弾の射手!」

 

エミヤは真名を解放した。この武器は決して敵をとらえるまで逃がさない性質をもつ。元々は、吸血鬼の専用銃であるが、エミヤはそれを使える素養を持つ。マスケット銃であるので、構造が簡単のためできる芸当だ。

 

「ん!やつら、反撃にでる戦法か。ならば、こちらも弾幕戦に移ろうとするかね」

 

ルーマンは、狙撃者の特性をもつが、弾幕戦も得意とする。軍用武器運用のグラン准将ほどではないが、精通している。

 

前方に両幅3メートルにわたって、パイプを配線したように、マグナムの銃身を設置した。見た目は、パイプオルガンのような銃身である。

 

「この武器を利用するのは数年ぶりだな。マイルズ、貴様の秘術を解剖してやる!」

 

ドガン!!ガンガンガンガンガン!

 

一方、そのころのマイルズは、リザの魔力障壁の準備を終えていた頃である。魔力弾を網状に重ねた障壁を形成し終えていた。

 

「よし、相手はマグナム弾を発射したようだ。防御せよ!」

「はい!」

「フル・ロー・アイアス!」

 

ドガガガーン!!!

 

マグナム弾の重厚な弾幕をすべて防いだ。

 

「では、こちらも反撃といくぞ!多重投影開始!」

 

エミヤは、魔弾の射手を5個多重投影した。そしてリザは、投影したスナイパーライフルに実弾をハンドガンから流用し、強化、変容させてライフル弾にし、装填した。そして銃身の先に魔力弾を形成し、威力の向上を強化した。次の合図で同時発射する!!

 

「発射!!」

 

シュタシュタ!!

 

スナイパーライフルの銃弾と、異様な弾道を進むエミヤが放つ、マスケット銃の弾道が、ルーマンを狙い撃つ。

 

「なっなんだとぉ!?」

 

ゴガァァン!!

 

弾幕の一つが教会の鐘に衝突したようだ。しかし、それっきり、相手の反応は帰ってこない。おそらく逃走したもようである。

 

「逃げられたか」

「そのようですね」

「さすがに、この弾幕の中を防御できるほど、相手には策がなかったらしいな」

「はい」

「ふーっ・・・trace off」

 

複数あったマスケット銃が消滅した。リザの武器も投影解除し、消滅している。

 

「にしても、リザ、君の魔術能力はすごいな!」

「ありがとうございます」

「これなら、大佐といいコンビネーションがとれるぞ」

「炎の効果でしょうか?」

「ああ、そうだ。では、帰るとしよう。この事件のレポートを書かねばなるまいからな」

「はい!」

 

次回につづく

 

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外伝が終わりましたね。これでリザの特殊能力が開花しました。固有結界の名称は後日にでも決めますね。一応の名前は、"業火の炎"とでも呼んでおきましょう。さて、この外伝はそのうち効果を発揮する予定です。ここで登場したヒットマンルーマン・バトレアがまた登場するでしょう。今度は本編にて。

 

そんな風にです。

 

ではまた。